こんにちは。スマホの選ぶ上で「軽さ」を重視する私ですが、今回はその正反対、まさに**「鈍器」**と呼ぶにふさわしい1台を手に入れてしまいました。
楽天市場で見かけた、10300mAhというモンスターバッテリーを積んだタフネススマホ**『FOSSIBOT F105』**。
先に結論を言います。持っているだけで気分を害する重さです。 ですが、数日間の「格闘」の末、この鉄塊にしか救えないシーンがあることも分かってしまいました。
1. 手に取った瞬間の「後悔」



箱から出した瞬間、自分の選択を疑いました。重さは驚愕の375g。
先日レビューしたAQUOS ZERO6が羽毛だとしたら、これはもうレンガです。
- 耳に当てるだけで拷問: 数分の通話で腕がプルプルします。相手の声に集中できません。
- 顔面に落としたら事件: 寝転がって操作中、もし顔に落としたらまさに狂気……。鼻の骨を折らないことを祈ります。
正直、普通の生活を送りたい人には1ミリもおすすめできません。
2. ディスプレイと動作:意外な「アタリ」と「許容範囲」
しかし、画面を点けて驚きました。ディスプレイが意外と明るくて見やすいんです。
数値は調べてませんが、最大輝度が高いめです。日差しの強い公園でのネットサーフィンや動画視聴も快適でした。
動作についても、arrows WeやAQUOS wishといった国内のエントリー機より、むしろ機敏に動きます。 普段使いのアプリなら、重さを除けば「まぁまぁ使える」という、性能を持ち合わせています。
3. カメラの闇:ピントが合うまでの「船酔い」体験
一方で、カメラは言葉を選ばずに言えば**「絶望的」**です。
アウトカメラが2000万画素というスペック上の見慣れない数字、実態はカメラ性能が悪いGalaxy A20などの格安スマホよりも遥かに下。
何よりキツいのが、ピントが合うまで画面がザーザーと揺れ続ける挙動です。
被写体を捉えるまでに時間がかかり、プレビューを見ているだけで「3D酔い」しそうになります。子供の決定的な瞬間を撮ろうとしても、ピントが合う頃には子供はもう隣の部屋に移動しているでしょう。
4. 検証:FOSSIBOT F105の「光」と「影」
このスマホの存在意義であるバッテリー性能を、徹底的に使い倒してみました。
【検証1】充電時間:入る方は「超・スロー」
35%からフル充電まで、なんと5時間??かかりました。
急速充電10W対応ですが、なぜか実際は5Wほどの性能…充電の仕方が悪かったのかもしれません。
最近の急速充電に慣れた身には、永遠に続くかのような待ち時間です。寝る前に挿し忘れたら、その日はもう「文チン」確定の覚悟が必要です。
【検証2】水中撮影:お風呂という名の「聖域」
用水路で試そうかと思いましたが、まずは安全に(?)お風呂で実験。出演はドキンちゃんと食パンマンです。


撮影開始



結果は見事に成功!初めて水中撮影をして気付いたのですが、水中の中ではタッチパネルが使えませんでした。
これなら**「汚れてもジャブジャブ洗えるはず」「子供に石鹸まみれにされても笑っていられる」**というのは、高価なiPhoneでは絶対に味わえない解放感です。
【検証3】リバースチャージ:これぞ「歩くモバイルバッテリー搭載スマホ」

一番驚いたのが、他のスマホへの給電能力です。
メイン機のAQUOS zero6を繋いで1時間放置したところ、**15%から65%まで回復(+50%!)**しました。一方の本体のF105は**95%から75%へ減少(-20%)**でした。
しっかり給電してくれます。
「もしサブ機とモバイルバッテリーを持ち歩くのは面倒ならば、これを1台カバンに入れておけば、自分と家族のスマホの命も繋げる」という、究極の安心感がここにありました。
【検証4】バッテリーの持続性:10300mAhの実力はいかに。
今回Wi-Fiに接続した状態でYouTubeを2時間再生しました。明るさは60から70%ほどです。屋外でも十分に視認できる明るさです。
結果は2時間で**およそ10%の減少**。
これなら一日中動画を再生したい人もバッテリーを気にする事ないです!
まとめ:この「鈍器」は、誰を救うのか?
万人には決して勧めません。重さは苦痛ですし、カメラは酔います。
しかし、以下のような人には「神機」になる可能性があります。
- 子供にスマホを奪われ、投げられ、ヨダレまみれにされるパパ・ママ
- モバイルバッテリーを持ち歩くより、重いスマホ1台で完結させたい人
- スマホ依存症を「物理的な重さ」で強制終了したい人
- スマホで1日中動画を再生させたい人
- 以下の独自システムを使える人(翻訳しました)

「軽さは正義」を愛する私ですが、このFOSSIBOT F105の**「何をされても壊れないし、誰かを助けられる(充電できる)」**という無骨な優しさに、少しだけ思いを寄せることができそうです。
でも、やっぱり重い!!そのうちに、いや明日からzero6に戻りますが、キャンプや海に行くことがあれば、この「頼れる鈍器」を真っ先にカバンに放り込むと思います。