
最新機種を「MNP乗り換え1円」「機種変更でも1.5万円以下」
この価格だけを見れば、家計を預かる身としては「これでいいじゃない?」と思ってしまうかもしれません。しかし、スマホマニアとして、そして一人の親としてあえて言わせてください。
「安いのには、相応の理由がある。」
au版の兄弟機「OPPO A5 5G」の発売もあったので、“A5”ではなく、あえて少しでも軽い“A3”こちらのモデルを徹底検証しました。忖度なしの辛口レビュー、覚悟してお読みください。
1. デザイン:遠目には「高級機」、持てば「格安機」

見た目は悪くありません。Galaxy A25にも似た清潔感のあるデザインで、カフェのテーブルに置いてある分には「それなりに良いスマホ」に見えます。
しかし、手に取った瞬間に現実に引き戻されます。外装のチープさは隠せず、持っただけで感じる背面のペラペラ感。また、本体サイズも日本人の手には少し大きく、子供の手を引きながら片手で操作するのは至難の業。OPPO A3だけでなく最近のスマホの大型化トレンドとはいえ、もう少し持ちやすさに配慮が欲しいのが本音です。

※剥がすだけで背面は浮き上がる感じ

2. 【カメラ検証】公園でiPhoneと撮り比べて分かったこと
「写真はそこそこ綺麗に撮れる」
これはOPPO A3 5Gの数少ない評価できるポイントです。実際に、日中の公園でiPhoneと撮り比べてみました。
(左がOPPO A3、右がiPhone 13 mini)






こちらも最近の格安スマホ(中国製)の全体に言えますが、静止画に関しては、どのスマホも粗さも目立たず、「実用レベル」と言えるでしょう。
ただし、動画は別です。
30fps固定で手ブレ補正も期待できず(おそらく搭載されてない)、走り回る子供を追いかけると画面はグラグラ。数年後に見返したとき、後悔しない映像を残せるかと言われると、NOと言わざるを得ません。
3. 耐久性と、「スマホ」の実用性
こちらの機種は「防水・防塵、MIL規格」が挙げられます。確かに、濡れた手でレシピを確認したり、急な雨に降られたりといったシーン、顔に落としても痛くなさそうという「壊れにくさ」という意味での実用性はあります。
しかし、「スマホとしての実用性」はどうでしょうか? 私は「ない」と断言します。
その最大の理由は、メモリ(RAM)4GBという壁です。
RedmiシリーズやGalaxyの低価格帯もそうですが、令和のスマホで4GBは致命的。
- 動作が「マッタリ」している: サクサクの反対はモッサリですが、この機種は何をするにもワンテンポ遅れるスローな挙動。
- マルチタスクができない: 写真を撮った後にSNSを開こうとすると、さっきまで開いていたアプリが勝手に閉じている。
- 決定的な瞬間を逃す: 他人の動画を見せようとして読み込みで待たされる時間は、割と「数秒」以上のストレスに感じます。
忙しい世代にとって、この「数秒の待ち時間」は積み重なると巨大なストレスになります。ハードが丈夫でも、中身がストレスフルでは、道具としての実用性はゼロに等しいのです。
4. 総評:このスマホをお勧めしない理由
「1円スマホ」に過度な期待は禁物ですが、それを差し引いてもOPPO A3 5Gを積極的にお勧めする理由は見当たりません。
- スピーカーはモノラルで音に深みがない。
- 背面を見るとレンズが3つ並んでいるように見えますが、騙されてはいけません。1つはメイン、もう1つはおまけ(深度センサー)、最後はなんとLEDライト。実質シングルカメラです。
- 4GBメモリによる動作のモッサリ感。
もしあなたがソフトバンク系のSIMを使っていて、予算を抑えたいのであれば、カメラ性能は微妙でも、「nubia s2」や動画性能も実用的な「libero flip」などを選んだ方が、賢い選択なはずです。
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「安いから」という理由だけで、毎日使うパートナーを選ばないでほしい。それが、このスマホを触って感じた私の本音です。
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