重さの感じ方に“正解”はないという話(内容の半分は真面目です)
スマートフォンのスペック表を眺めていて、ふと目に入る「重量」。
150g、180g、200g……って書かれているけれど、何グラムからが“重い”のか、考えたことありますか?
私はあります。というか、スペックもそうですが、気になって仕方がないタイプ。
スマホの「重さ」って何グラムから重いの?
答えはズバリ──人による。
「おいおい、なんだよそれ」と思われるかもしれませんが、理由があります。
それは、その人がこれまで使ってきたスマホの重さが基準になるから。
✔ “15グラム”で人は違和感を感じる
ですが、不思議なもので、同じようなサイズ感のスマホでも、15グラムくらい違うと「あれっ?重い?」と感じるんです。
たとえば今まで150gのスマホを使っていた人が、165gのスマホに変えると、手がちょっと重い…
この違和感、侮れません。
サイズや素材で重さの「感じ方」は変わる
ただし、ここでややこしいのが“体重”ならぬ“端末重”の見た目バイアス。
✔小さいのに重いと、妙に“詰まってる”感
たとえば、Galaxy A23。168グラムなのに、小柄だからこそ「重っ」と感じた一台。
いわば「小太り」な印象。中に金属でも詰まってんの?というくらい密度を感じます。
◆ 逆に大柄なのに軽く感じるCMF Phone 1
一方で、CMF Phone 1は197グラムあるのに「おっ、軽いじゃん」って感じた。
たぶん理由は2つ。
樹脂素材で質感が軽やか
本体サイズが大きいけど「あれっ」と思わせる視覚トリック
つまり、重さは数字だけじゃ語れない。
iPhoneはなぜか重く感じる
なぜかiPhoneって、重さ以上に「ずっしり」きませんか?
特にProシリーズ。素材のせいか、密度感がすごい。投げたら危険って持っただけ分かります。
ステンレス、ガラス、アルミフレーム…
iPhoneは基本“硬い”んです。
「持ち心地」じゃなくて「握りしめ感」がある。
で、どこからが“顔に落とすと痛い”のか?
はい、本題です。
いろいろ比べてきましたが、僕が一番大事にしている重さの基準はコレ。
✔寝ながらスマホしてて、顔に落としたときに「痛っ!」ってなるのは何グラムからか?
これはね、170グラム超えたら危ないです。
軽いスマホなら「イタッ」で済むところ、200g超えると「ゴンッ!」て響く気がします。
(Pro Maxシリーズなんか落ちてきたらもう凶器、悶絶です…※筆者はPROしか落としたことないです、、、)
ただし、例外があります。フレームが金属のiPhoneは170g以下でも地味に痛い。
骨に直接ひびくというか、エッジが効いてるというか……そういうダメージがあります。
私の結論:重さの感じ方に“絶対値”はない
結局のところ、スマホの重さって使ってきた履歴・手の大きさ・好み・素材感、全部で決まります。
なので、これからスマホを選ぶ人はぜひ一度、手に取ってみてください。
「数値より持ち心地」が正解です。
あと、寝スマホの人はご注意を。
あなたのスマホ、顔面攻撃力いくつですか?
★ おまけ:スマホの重さリスト(一部)
・GalaxyA23 168g
小さいけど、油断は禁物
・CMF Phone 1 197g
見た目のせいか、痛さも感じづらい
・iPhone 15 171g
顔に落として痛いライン
・iPhone 16 Pro Max 227g
顔に落ちたら謝ってほしいレベル
・Xperia 10 V 159g
落ちたら、スマホが心配になる
今回のまとめ
- スマホの重さは人によって“感じ方”が違う
- 15g違うだけで違和感が出る
- 素材やサイズで「重さの錯覚」がある
- 顔に落として痛いかどうかは170gが目安(筆者調べ)
「スペック表の数字だけで判断しない」
これ、スマホ選びではけっこう大事です。