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【失敗しない】格安スマホの選び方:RAMの重要性

スマートフォンを選ぶとき、「RAM4GB、ROM 128GB」「RAM8GB、ROM256GB」なんて表記を見かけたこと、ありませんか?

「よくわからないけど、なんとなく数字が大きいほうが良さそう」
そう思っている方も多いと思います。実はこの「RAM」、格安スマホを選ぶときこそ、すごく重要なポイントなんです。

 

RAMってなに?なぜ大事なの?

RAM(メモリ)は、スマホがアプリをスムーズに動かすための作業スペースのようなもの。
机の広さをイメージするとわかりやすいです。

RAMが多い=広い机 → ノートや本を広げて、スムーズに作業できる

RAMが少ない=狭い机 → すぐに片付けなきゃいけなくて効率が落ちる


スマホも同じで、いくつものアプリを同時に使ったり、SNSやブラウザを行き来したりするとき、RAMが少ないとアプリが落ちてしまう(再読み込みしてしまう)ことがあるんです。

 

格安スマホなら「6GB以上」が安心ライン

最近のアプリは、年々容量も重くなってきています。
そのため、RAMが4GB以下のスマホは、正直おすすめできません。

とくに格安スマホや中古スマホを選ぶときは、RAM6GB以上あるかどうかを目安にしておくと、失敗が減ります。

 

例:私が使っているスマホのRAMは?

たとえば、私が現在使っている Xiaomi 13T は、RAMが8GBあります。
このくらいあると、アプリをいくつか開いてもサクサク動きます。

 

仮想メモリ」はアテにしすぎないで!

最近のスマホには、「仮想メモリ」といって、ストレージの一部を使ってRAMを“増やす”機能がついているものもあります。

「RAM4GB+仮想8GBで合計12GB!」なんて書かれていると魅力的に見えますが、実はこの仮想メモリ、あまり効果を実感できません。

私自身、仮想メモリありの機種を何度か使いましたが、やっぱりアプリは落ちやすいんですよね…。
なので、購入前にチェックすべきは 「実際のRAM(実装メモリ)」 です。

 

RAMだけじゃない?SoCとのバランスも大切

ちょっと補足になりますが、RAMの快適さはSoC(スマホの頭脳部分)とのバランスにも影響されます。

たとえば、元々ハイエンド向けに作られたスマホなら、RAMが少なめでも意外と快適に動いたりします。
ただ、格安スマホの多くはSoCも控えめな性能なので、やっぱりRAMが多いほうが安心です。

 

まとめ:RAMは「快適さ」に直結する!

格安スマホや中古スマホを選ぶとき、RAMの容量を軽く見ないで!
6GB以上を目安にしておくと、アプリが落ちにくく、ストレスの少ないスマホ体験になります。

とくに家計にやさしい機種を選ぶときこそ、こういったスペックの“見極め”が大切になりますよ。

 

補足

「RAM+仮想メモリ=合計RAM」と表現する売り方

→ メーカーによっては「実際のRAM」と「仮想メモリ」を合算して表示している場合もあります。これはあくまで「仮想RAM」であり、実際のRAMとは違うので注意です。

 

RAM 6GBはどんな使い方に向いている?

→ ライト〜ミドル層の使い方(SNS、LINE、YouTube、カメラ、ネット)なら6GBあれば十分です。ただし、重いゲームや編集アプリなどを使うなら8GB、12GB以上が安心です。