今さら感たっぷりな「iPhone 5s」のレビューです。
とはいえ、この機種、2025年の今でもサポートは継続中。ただしOSはiOS12止まり。対応アプリが徐々に減ってきており、正直なところ「日常用には使えない」と感じる場面が増えてきました。
特にショックだったのが、YouTubeアプリがもう使えないこと。これは痛い。
そんな中で、「じゃあ何に使えるのか?」を改めて考えてみました。結論から言うと――
**子ども用のゲーム機、もしくはスマホ入門用としては今でも“アリ”**です。
iPhone 5sの現状|できること・できないこと
まずはざっくり、2025年時点でのiPhone 5sの状況を整理してみます。
✔ できないこと
YouTube公式アプリが非対応(iOS12以降のサポート終了)
多くの最新アプリはインストールできない
セキュリティ的に、日常使いのメインスマホには不安
✔ それでもできること
YouTube Musicはギリギリ動作
AirDrop対応(写真などの受け渡しが簡単)
iPodとして音楽プレイヤー用途に◎
一部旧バージョンのアプリは使用可能
わが家での活用方法|5歳・2歳の子どもにちょうどいい!
うちには現在、5歳と2歳の子どもがいます。
試しにいくつかのAndroidスマホを子どもに使わせてみたのですが、最終的に落ち着いたのがこのiPhone 5sでした。
その理由は大きく分けて3つあります。
① 「ごっこランド」がオフラインで使える!
まず一番の推しポイントがこのアプリ。
子ども向け知育アプリ「ごっこランド」は、旧バージョンでも約100種類のミニゲームが収録されており、ダウンロードしておけばオフラインでも使用可能。
外出先やWiFiに接続していなくても遊べるのは本当にありがたいです。
最新版では150種類以上のコンテンツがありますが、iOS12でも十分すぎるほど楽しんでます。
子どもにとっては「これが全部のゲーム」と認識しているため、アプリの追加要望もなく、変に依存しすぎないのも良い点です。
② ホームボタンがあるから誤操作が少ない
最近のスマホは全部ジェスチャー操作。
大人でもアプリを閉じちゃうなどの誤操作がありますが、iPhone 5sには物理ホームボタンがあるおかげで、幼児の操作ミスが少なくなります。
直感的に「押せば戻る」という仕組みは、やっぱり強い。
③ iPhoneだからこその安心感
子どもにスマホを持たせるときに気になるのが「紛失・盗難」。
でもiPhoneなら「iPhoneを探す」で簡単に場所がわかるし、リモートロックも可能。
端末のロック機能もしっかりしていて、保護者の目が届く範囲なら子ども用のスマホとして十分使える性能です。
結論|“お古のiPhone”こそ子ども向けに再活用を
今さらiPhone 5s?と思うかもしれませんが、
実際に使ってみると「子ども向けとしてはちょうどいい落としどころ」だったというのが正直な感想です。
高価なスマホを子どもに渡すのは抵抗がある
でも、まったく触らせないのも現実的じゃない
じゃあ“できる範囲で、安全に使わせる”という選択肢としてiPhone 5sはどうか?
もちろん、バッテリーのヘタり具合や端末の状態にもよりますが、
家に眠っているiPhone 5sがあれば、一度「子ども向けゲーム機」として再活用してみる価値はあると思います。
追記|わが家では「スマホ入門」としては使っていません
ちなみに、うちの子たちにはまだ「スマホとしての使い方」は教えていません。
あくまでごっこランド専用機=子ども用ゲーム機として渡しています。
でも、今後成長に合わせて、「スマホの使い方」を教えていくには、
このサイズは最初の1台としてピッタリだなと思っています。
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