格安SIMは安い。
でも、通信速度が遅そうで少し不安。
一方、大手キャリアは通信品質やサポートに安心感がありますが、毎月の料金を考えると「そこまで必要なのかな」と思うことがあります。
安さだけを優先するのも不安。
だからといって、安心感のために毎月高い料金を払い続けるのも、少しもったいない。
その間に、ちょうどいい通信会社はないのか。
実際に使ってみて、私がその候補だと感じたのがmineoです。
現在は私はマイネオを使い続けて2年以上となります。使用している回線はソフトバンクです。過去にはドコモ回線やマイソクを利用してきている経験を元に書いています。
もちろん、mineoにも通信,速度が落ちやすい時間帯や、店舗サポートの少なさなどの弱点があります。
誰にでもおすすめできる格安SIMではありません。
それでも、料金を抑えながら、必要な通信量や使い方を自分で選びたい人にとっては、かなりバランスのよいサービスだと感じています。
この記事では、mineoを実際に使って感じた通信速度、メリット・デメリット、向いている人について、良いところだけでなく気になる部分も含めて紹介します。
【この記事の結論】
mineoは、平日の昼休みもキャリアのような高速通信を求める人には向いていません。
一方、料金を抑えながら、パケットを貯めたり通信速度を切り替えたり、自分に合った使い方をしたい人には「ちょうどいい」格安SIMです。
- mineoは本当に遅い?実際に使った率直な感想
- mineoが「大手キャリアとの間にちょうどいい」と感じる理由
- 実際に使って感じたmineoのメリット
- 契約前に知っておきたいmineoのデメリット
- mineoが向いている人
- mineoが向いていない人
- 大手キャリアからいきなり乗り換えるのが不安な場合
- まとめ|mineoは最安でも最速でもない。でも、そこがちょうどいい
mineoは本当に遅い?実際に使った率直な感想
mineoについて調べると、よく見かけるのが「通信速度が遅い」という意見です。
格安SIMを検討している人にとって、一番気になるところではないでしょうか。
私も契約する前は、
「料金が安くても、普段使いでイライラするなら意味がない」
と思っていました。
実際に使った感想としては、いつでも大手キャリアと同じように速いわけではありません。
ただ、私の利用環境では、YouTube、Webサイトの閲覧、LINE、SNS、地図の確認など、普段の使い方で常に困っているわけでもありません。
「格安SIMだから、何をするにも遅くて使えない」という印象とは違いました。
普段使いでは大きな不満を感じにくい
混雑していない時間帯であれば、大手キャリアと同様の使い方をしても、大きな不満を感じないでしょう。
動画視聴や音楽再生も、通信状況がよければ普通に利用できます。
もちろん、通信速度は利用する場所、時間帯、端末、選ぶ回線によって変わります。
私の環境で問題がないからといって、すべての人が同じ結果になるとは限りません。
それでも、日常的なスマホ利用であれば、想像していたほど不便ではないというのが正直な感想です。
平日の昼休みは遅さを感じる可能性がある
一方で、平日の昼休みなど、利用者が集中する時間帯は注意が必要です。
mineo公式も、平日の朝、12時から13時、夕方などは、ネットワークの混雑によって通信速度が低下する場合があると案内しています。
この時間帯に、画像の多いWebサイトを開いたり、アプリをダウンロードしたり、高画質の動画を見たりすると、遅さを感じる可能性があります。
ここは「mineoでもまったく問題ありません」とは言い切れません。
仕事の昼休みにスマホをよく使う人や、時間帯を問わず快適な通信を求める人は、大手キャリアやサブブランドのほうが安心です。
反対に、昼休みはWi-Fiを使える人や、混雑時間帯にスマホをあまり使わない人なら、大きな問題にならない可能性もあります。
ただし、他社の格安SIM会社とは違い、軽いWEBや低画質でも動画視聴という使い方ならストレスを感じることはないでしょう。
結局のところ、mineoの速度が自分に合うかどうかは、「どの時間帯に、何をするか」で変わります。
mineoが「大手キャリアとの間にちょうどいい」と感じる理由
mineoより安い通信サービスは、ほかにもあります。
通信速度や店舗サポートを重視するなら、大手キャリアやサブブランドのほうが向いていることもあります。
それでも私がmineoを気に入っているのは、単に月額料金が安いからではありません。
料金、通信量、使い方の自由度のバランスがおもしろいからです。
必要なデータ容量から選べる「マイピタ」
mineoのマイピタは、毎月使えるデータ容量を選ぶ料金プランです。
現在は、3GB・7GB・15GB・30GB・50GBのコースが用意されています。
音声通話付きのデュアルタイプでは、記事執筆時点で次の月額料金です。
| データ容量 | 月額料金 |
|---|---|
| 3GB | 1,298円 |
| 7GB | 1,518円 |
| 15GB | 1,958円 |
| 30GB | 2,178円 |
| 50GB | 2,948円 |
以前よりデータ容量の選択肢が増え、少量しか使わない人から、比較的多く使う人まで選びやすくなっています。
大手キャリアのような安心感をすべて求めるのではなく、自分に必要な通信量を選んで料金を抑えたい人には、分かりやすい料金体系です。
※料金やプラン内容は変更される場合があります。申し込み前にmineo公式サイトで最新情報をご確認ください。
通信速度で選ぶ「マイそく」もある
mineoには、データ容量ではなく最大通信速度から選ぶ「マイそく」もあります。
マイそくは、一定の最大速度でデータ通信を利用する代わりに、基本的にはデータ容量を気にせず使えるプランです。
ただし、月曜日から金曜日の12時台には、強い速度制限があります。
料金だけを見ると魅力的ですが、昼休みにスマホを使う人には向かない可能性があります。
「とにかく安いから」という理由だけで選ばず、利用する時間帯を考えて決めたほうがよいでしょう。
高速通信を使う場面を自分で選べる
mineoでは、mineoスイッチを利用して、通常の通信と節約通信を切り替えられます。
急いでいるときや画像の多いページを見るときは通常通信。
音楽を聴くときや軽いWeb閲覧では節約通信。
このように、通信量を自分で調整できるところがmineoらしい部分です。
最初は切り替えるのが面倒に見えましたが、慣れてくると「今は高速通信を使わなくてもいいな」と考えるようになります。
スマホの通信を、ただ契約して使うだけでなく、自分で工夫できるのがおもしろいところです。
余ったパケットを貯めたり活用したりできる
mineoには、余ったパケットを翌月へ繰り越すだけでなく、貯めたり、ほかの利用者と分け合ったりする仕組みがあります。
私自身、mineoを使ってパケットを貯めてきました。
普通の料金プランなら、毎月余ったデータ容量を「使い切れなかった」と感じて終わることがあります。
mineoでは、その余ったパケットをどう活用するか考える余地があります。
必要以上にパケットを貯めても使い道に困るという別の問題はありますが、それも含めて、ほかの格安SIMとは少し違う楽しさがあります。
コミュニティーが独特でおもしろい
mineoには、「マイネ王」というユーザーコミュニティーがあります。
分からないことを質問したり、ほかの利用者の使い方を読んだり、通信状況を確認したりできます。
通信会社のサービスでありながら、利用者同士の交流が前面に出ているのは、かなり珍しいと思います。
サポートをすべて店舗に任せたい人には向きませんが、自分で調べたり、ほかの利用者の工夫を参考にしたりする人には相性がよいサービスです。
実際に使って感じたmineoのメリット
月額料金を抑えやすい
一番分かりやすいメリットは、やはり毎月の通信料金を抑えやすいことです。
特に、大手キャリアで大容量プランを契約しているものの、実際にはそれほどデータ通信を使っていない人は、見直す余地があります。
毎月の差額は小さく見えても、1年間、2年間と続けば大きな差になります。
ドコモ・au・ソフトバンク回線から選べる
mineoでは、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線から選べます。
現在使っているスマホや、地域の電波状況に合わせて選べるのは便利です。
ただし、スマホによって対応する周波数帯が異なります。
今使っている端末をそのまま利用する場合は、mineo公式サイトの動作確認端末一覧を確認しておきましょう。
パケット関連のサービスが豊富
パケットを貯める、分ける、節約通信へ切り替えるなど、データ容量に関するサービスが充実しています。
単に「何GBでいくら」という料金プランだけではなく、自分の使い方に合わせて工夫できるのがmineoの魅力です。
この部分は、通信会社に分かりやすさだけを求める人には少し複雑かもしれません。
一方、サービスを調べたり試したりするのが好きな人にとっては、かなり楽しめます。
契約前に知っておきたいmineoのデメリット
混雑時間帯は通信速度が落ちることがある
mineoのデメリットとして、最初に理解しておきたい部分です。
特に平日の昼休みなどは、通信速度が落ちる可能性があります。
いつでも快適な通信を求める人にとっては、月額料金の安さ以上に大きな欠点になるかもしれません。
ただ、他の格安SIMのように通信が出来ないほどの遅さにはならず、WEBや低解像度の動画なら快適に使用できます。
店舗サポートは大手キャリアほど充実していない
スマホの初期設定やトラブルを、すべて店舗スタッフに相談したい人には、少しハードルがあります。
申し込みや設定を自分で進める場面が多いため、スマホの操作に不安がある人は、家族のサポートが必要になることもあります。
サービスが多く、最初は分かりにくい
マイピタ、マイそく、mineoスイッチ、パケット放題、パスケット、フリータンクなど、mineoには独自の言葉が多くあります。
使い方が分かるとおもしろいのですが、契約前にすべて理解しようとすると、少し複雑です。
私も、最初からすべての機能を理解していたわけではありません。
まずは自分に合う基本プランを選び、必要になったサービスを少しずつ試すくらいでよいと思います。
最安だけを求めると、ほかの選択肢もある
mineoは、すべての条件で最安になる通信会社ではありません。
使うデータ容量、通話時間、キャンペーンなどによっては、ほかの格安SIMやオンライン専用プランのほうが安いこともあります。
mineoの魅力は、単純な最安値ではなく、料金と独自サービスのバランスにあります。
mineoが向いている人
- 大手キャリアの料金を抑えたい人
- 平日の昼休みに高速通信をあまり使わない人
- 自宅や職場でWi-Fiを利用できる人
- 余ったパケットを無駄にしたくない人
- 通信速度やデータ容量を自分で調整したい人
- 分からないことを自分で調べられる人
- 最安値だけでなく、サービスのおもしろさも重視する人
mineoが向いていない人
- 時間帯を問わず高速通信を使いたい人
- 平日の昼休みに動画やゲームをよく利用する人
- 店舗で手厚いサポートを受けたい人
- 料金プランや設定をできるだけシンプルにしたい人
- 通信速度を最優先する人
- 仕事で安定したモバイル通信が欠かせない人
特に、仕事の連絡やオンライン会議などでスマホ回線を使う人は、料金だけで決めないほうがよいでしょう。
大手キャリアからいきなり乗り換えるのが不安な場合
mineoが気になるものの、いきなりメイン回線を乗り換えるのが不安な人もいると思います。
その場合は、対応端末であれば、デュアルSIMを使って試す方法もあります。
現在の回線を残しながら、mineoをデータ通信用のサブ回線として使えば、普段利用する場所での通信状況を確認できます。
私も、通信サービスは実際に自分の生活圏で使ってみないと分からない部分が大きいと感じています。
インターネット上の速度測定結果がよくても、自宅や職場で快適とは限りません。
反対に、「格安SIMは遅い」と書かれていても、自分の使う時間帯では困らない可能性もあります。
まとめ|mineoは最安でも最速でもない。でも、そこがちょうどいい
mineoは、通信料金が最も安いサービスとは限りません。
通信速度も、大手キャリアやサブブランドと同じとは言えません。
平日の昼休みには遅さを感じる可能性があり、店舗での手厚いサポートを求める人にも向いていません。
それでも、私にとってmineoは、
- 大手キャリアほど高くない
- 普段使いでは大きな不満を感じにくい
- パケットを自分で管理できる
- 独自サービスを試す楽しさがある
という、バランスのよい通信サービスです。
安さだけで格安SIMを選ぶのは不安。
でも、大手キャリアの料金を払い続けるほどのサービスは必要ない。
そんな人にとって、mineoは両者の間にある「ちょうどいい選択肢」になる可能性があります。
ただし、通信速度の感じ方は、利用する場所や時間帯によって変わります。
公式サイトや比較記事の情報だけで判断するのではなく、自分がどの時間帯に、何のためにスマホを使うのかを考えて選ぶことが大切です。
最安でも、最速でもない。
それでも、自分の使い方に合わせて工夫できる。
私は、そこがmineoのおもしろさだと思っています。
※本記事の料金・サービス内容は記事執筆時点の情報です。最新の料金、通信制限、キャンペーンおよび提供条件は、mineo公式サイトをご確認ください。