フリマアプリでスマホを販売する際、「すり替え詐欺」に備えることはとても重要です。この記事では、基本の予防策から、もし返品が必要になった場合の“裏技的な対処法”まで紹介します。
ーーーーーーーー
1. すり替え詐欺ってどんなトラブル?
購入者が別の故障品などを返送し、正規品とすり替える手口。高額商品では特に注意が必要です。
中には、全く別の商品は送られてくる悪質なこともあるらしいです。
ーーーーーーーー
2. 基本の対策:証拠をしっかり残す
出品前に全体写真・スマホの場合はIMEI番号の撮影
起動・初期化・SIM抜きの様子を動画記録
梱包から発送までの流れも撮っておく
これらを日付入りで保存しておけば、運営への証明にも役立ちます。
ーーーーーーーー
3. 説明文にIMEI番号と注意書きを添える
出品ページにIMEI番号を記載し、以下のような注意書きを添えるのも効果的です:
> ※すり替え防止のため、発送後の返品・返金には原則対応いたしかねます。商品状態をご確認のうえご購入ください。
これは「返品不可」と断定せず、規約に触れずらい表現として使いやすいと思います。
ただ、これらの2,3の方法ですり替え詐欺を防ぐことは出来ないと思います。
ーーーーーーーー
4. 実践的な裏技:匿名配送のまま返品対応する“逆取引”という方法
万が一、購入者から返品の申し出があった場合。「すり替えられるのでは?」という不安が残る中で、安全にやり取りする方法があります。
それが、購入者側からの“再出品→出品者が購入”という逆取引です。
【この方法の流れ】
1. 購入者に、元商品と同額か同額に近い価格で再出品してもらう。
2. 出品者がその商品を購入することで、匿名配送のまま返品。
3. 出品者が返品を受け取りしたら、お互いに受け取り評価をし、取引終了する。
4. 購入者には出品時に、商品説明欄に次のような文言を記載してもらう:
> 例「※返品対応のための再出品です(元出品者:○○様)」
※この記載があることで、第三者による誤購入の防止になります。
ーーーーーーーー
【メリット】
・匿名性を維持したまま返品が可能
・万が一すり替えられた場合でも、お互いに取引中であるため、返金は相手に振り込まれない
・運営の介入は原則不要で、規約違反にも当たらないと考えられる
・万一の返品にも柔軟に応じられるので、購入者側の信頼も得やすい
ーーーーーーーー
【デメリット】
・フリマアプリの販売手数料が往復分発生する
・出品名・金額・説明がズレると第三者購入リスクがある
ーーーーーーーー
まとめ:記録・説明・対応力がトラブル防止の鍵
すり替え詐欺は誰にでも起こり得るトラブルです。しかし、証拠の記録と柔軟な対応策の知識があれば、安心してフリマ取引を行うことができます。今回ご紹介した「逆取引」も、覚えておいて損のないテクニックです。