2025年6月5日よりスタートする、ドコモの新料金プラン「ドコモMAX」。
すでに発表されている「ドコモmini」と並んで、現行のirumo・eximoに代わる新プランとして登場します。
今回の記事では、ドコモMAXの詳細と、従来プランとの違い、特に「お得なのか?実質値上げなのか?」という点を、わかりやすく整理してみます。
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ドコモMAXの基本情報
「ドコモMAX」は、これまでのeximoにあたる位置付けで、データ無制限+通話料金別のプランです。
ひとことで言えば、**“ダゾーン付きのエクシモ”**といった印象です。
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ドコモMAXの割引条件まとめ
ドコモMAXの月額料金は**7,315円(税込)**からスタート。
ここから、各種割引が適用される仕組みです。
- dカード払い割 ▲550円
- みんなドコモ割 ▲1,210円
- ドコモ光セット割 ▲1,210円
- ドコモでんき割 ▲110円
- 長期利用割 ▲220円(20年以上)
※長期利用10年以上で▲110円、20年以上で▲220円の割引になります。
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実際の最大割引価格は?
上記すべての割引を適用した場合、ドコモMAXの月額料金は**5,148円(税込)**となります。
ただドコモでんき割と長期利用割を外した場合、ドコモMAXの月額料金は**5,478円(税込)**
一方、これまでのeximoの最大割引後の価格は**4,928円(税込)**でした。
つまり…
> ダゾーンが必要ない方にとっては、実質+550円の値上げと言えそうです。
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ドコモでんき・長期利用割は万人向けではない
今回の新プランでは、新たに「ドコモでんき割」と「長期利用割」が登場しています。
ただし、
ドコモでんき割(▲110円) → 加入するほどのお得感はない
長期利用割(▲220円) → 20年以上利用が条件。新規ユーザーには適用されない
この2点からも、万人向けの割引とは言いづらいです。
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【まとめ】ダゾーン利用者向けのプラン、それ以外は実質値上げ
「ドコモMAXはダゾーンが無料で見られる」と聞くと魅力的に感じますが、それはあくまでダゾーンを毎月契約していた人向け。
ダゾーンが不要な方にとっては、旧プランよりも550円高くなる=実質値上げと受け取っていいでしょう。
- ダゾーンは使わない
- 家族割や光割が使えない
- 単身契約・データ無制限を求めてない
そんな方には、ahamo、他社プランの方が現実的かもしれません。